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システム開発って面白いんだよ

この業界は建築業界と比較されがちです。
品質も同じように作りこむことができないのか、と
言われることも少なくなりません。

これに対して私の答えは、
誰がやっても高品質の物ができる仕組みは
できるとは思ってません。
なぜなら、ソフトウェア開発は
全てのことにおいて、お客様と決めていくことだからです。


お客様が言われることに全て従ってシステム開発をしても
満足されるものにはならないでしょう。
だって彼らの大部分はシステム開発に素人なのですから。
「こんな感じのもの作ってよ」
こんな感じというのは人によって変わるものです。

例えばそのシステムを使う担当者。
担当者を使って売上を上げるマネージャー。
地域ごとに売上を管理する管理職。

誰にとって使いやすいものであるかという事を考えなければなりません。

全ての人が満足するようにそれぞれ作り分ければ良いのですが、
開発側でも儲けなければならないので
スケジュール/コストに見合うように折り合いをつけなければなりません。

パッケージを導入することでコストを抑える事もできますが
業務フローをパッケージ側に合わせることができないと
カスタマイズすることになり、結局ゼロから作り直したほうが早いことになりかねません。

SaaSでも、マーケットとの兼ね合いで無茶なスケジュール・コストで
やらなければならないでしょうし。

品質を上げるためには、その為の時間を十分に用意する必要があるのです。
大体失敗するプロジェクトというのは、
テストする時間を機能を実現する為の時間に当てたものです。


でもね、ゼロから何か動くシステムを作るのって面白いんですよ。
お客さんから「ありがとう」って言われると
稼動までに時間がかかったものであればあるほど感激もひとしお。



id:NOV1975さんの日記から、大変さは分かってもらえるでしょうけど。
http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20080321/p1

お客さんと話をする立場の人たちがきちんと仕事をしないと
この業界が楽しいこと分かってもらえない。
我々が頑張らないといけないですね。